中学生サミット

開催報告

第8回 開催報告

1日目:基調講演・意見交換(1)

開催日時 2019年8月20日(火)14:00~18:30
場所 京都教育大学附属小中学校
イントロダクション Society5.0とは (主催者:澤田哲生)
基調講演 AIの将来とLife3.0
講師 松田 卓也 氏(神戸大学名誉教授)
参加者数 35名(男性:19名、女性16名)
年代 10代~60代
内容 14:00 開会挨拶
14:05 参加者 自己紹介 等
15:00 昨年の報告、問題の共有(京都教育大学付属小中学校からの発表)
玉出しの会(1)(具体的な考え、テーマ、方法などについて皆が出し合う)
16:00 講演会
16:00−16:15 イントロダクション 「Society5.0について」 澤田哲生(主催者代表)
16:15—17:30 特別講演 「AIの将来とLife3.0」 松田卓也先生(神戸大学名誉教授)
17:45—18:45 ワークショップ  玉出しの会(2)
講演の様子

2日目:見学会

開催日 2019年8月21日(水)
参加者数 35名(男性:19名、女性16名)
年代 10代~60代
見学の様子
見学の様子01見学の様子02
JAEAの説明後の質疑応答
Q1:花崗岩とは何ですか? A:花崗岩はマグマが固まってできる岩石。緻密で硬い。割れ目を地下水が動く。 これに対し、粒が固まってできるのが堆積岩。粘土、砂、石が押し固められる。塊そのものの中に隙間があり、やわらかく崩れやすい。
Q2:瑞浪と幌延の違いは? A:岩石だけでなく、地下水も異なる。ベントナイト(粘土)は水を吸うと膨らむ。 地下水の水質によって、放射性物質の溶け込み方も違ってくる。
Q3:断層と地下水の関係 A:花崗岩は硬く、隙間が少ない。断層は岩石の割れ目。割れ目の中に物質が詰まって水を通しにくくなる。断層の特徴によって地下水の移動のスピードが違う。

3日目:ダイアローグ(対話)

実施日 2019年8月22日(木)8:00~12:30
ダイアローグのテーマ NIMBY・地層処分について、society5.0時代の私たちと核のごみ
最後に〝Kyoto Call (京都からの呼びかけ)〟をみんなでまとめ上げました。
【Kyoto Call】「みんなでやりましょう。私たちの手で私たちの授業!!」
発表会の様子
ダイアローグ(生徒同士)で出た意見(ピックアップ)
  • 反対派の人の意見をよく聞く。なぜ、反対なのか?
  • いろいろな人に、日本の行く末が危うく、日本のどこかに埋めることを決めないと(いけないということを伝える?)
  • 小さい子にも核のごみについて知ってもらう。
  • 興味を持ってもらうように夏休みのイベント
  • 大人が大人に言うより、子どもが発信するほうが聞いてもらえる。

中学生サミット
2019を終えて

主催者から

今回はこの企画の2年目であり、昨年度の参加者も多く再度参加してくれました。特に京都教育大附属の9年生が昨年来の様々な経験を非常によく生かして、効果的かつスムーズなファシリテーションを自主的に行えたことがとても大きなステップだと思いました。
講演会(AIとLife3.0)、レクチャー(NUMOなどによる技術説明)、映画上映(「日本一大きなやかんの話」)は、情報共有、場の盛り上げにとても効果的だったのではないでしょうか。
また、昨年は事情により参加できなかった六ヶ所の中学生も遠路京都まできてくれて、数多くの積極的な発言や提案があったのが非常によかったと思いました。

主な成果

  • 処分地問題・事業の実情・課題などがより広く中高生に共有できました。
  • 最終日の対話セッションがとても盛り上がり、地域差、男女差、年齢差を超えた心の交流ができたのではないでしょうか。
  • Kyoto Call(京都からの呼びかけ)をまとめ上げることが生徒たちの手によってできたことは、今年のサミットの最大の成果ではないでしょうか。
  • Kyoto Callは『やりましょう。私たちの手で私たちの授業を!!』ですが、参加者各人が自校にここでの成果を持ち帰り、自分たちの手で処分地問題の授業を行うことを決意表明しました。そして、これまでに実際にいくつかの学校で自分たちの手作り授業が実施されています。

これからの課題

  • 参加地域、参加校を増やして事実上の〝全国〟中学生サミットにしていきたいと考えています。
  • 保護者の皆さんや地域住民の方々にもこの中学生サミットの輪に入ってきていただくことを具体化していきたいと思っています。
  • 中学生サミットをより広く知っていただくために、効果的な発信方法を考え実施していきたいと思います。